読書のすすめ
まあ、グラフ自体は信用できるか怪しいので参考程度だけど、日本人の読書離れって言われてるよね。
私の周りの人も「本読むの?偉いね」とか「本読んでる人って真面目そう」みたいな反応が多い。教室や電車で本を読んでると偉いねとか言われて、まして明治文学や教養新書を読んでいようものならレアキャラ扱い。
ちょっとまって!といいたくなる。。。
全く本読んでない人にいきなり夏目漱石よめとか言わないけど、絵本から初めて徐々に、毎日本を読む習慣つけた方がいいと思うんだけどなあ。
ちなみになんで私が本を読むかというと、もともとはお母さんが読み聞かせしてくれていたところから始まり、小学一年生からまさかの人間関係に疲れ休み時間は図書館避難生活。高校生の今では世界史日本史の授業のおかげで文語文や古文、外国語への抵抗が無くなったと同時に教養新書の存在を知り、何より自分の見ていた世界と尺度の小ささ、知らないことに気づけない怖さを認知してしまったわけですね。本一冊で驚くほど自分の世界が広がって、そこで気づくのは自分の無知さ。しらないことを調べて成長しているはずなのに知らないことは増えていく無限るーーーぷ。個人的には過去と対話できるのも楽しくてしょうがないんです。私が本を読む理由はそんなもんかな。
やっぱさ、本読んでる人って話していても話の厚みが全然違うし、広く興味関心を持てて、疑問をどんどん拾い集めて調べて知識を増やしていくからいわゆる教養力も身につくし、簡単にメディアや科学に踊らされることもなくなるよね。きっと。どうでしょう?あ、私のこと上げてるわけじゃないからね。好きってだけで読書量大したことないかんね。きっと。
やっぱ本読むのってめんどくさいかな?受験勉強とかと違ってテストはないし、実力がついたのかついてないのかきっと死ぬまでわからないってか自分じゃわからないだろうからつづけるのだるく感じる人も多いのかね。そのへんは本が大好きな私には察せない領域で御座いますので読書苦手な人の意見を聞きたいところ。
本ほど容易に時代や場所を飛び越えて対話できるものってないし、どんな本でも一行くらいはおもしろいなあと思う部分がきっとあるんだよね~。私が明治時代に生きててもきっと福沢諭吉と民主主義ってやっぱこうじゃなきゃね!とか、今の日本どうよ。とかお茶しながら議論ってのはできなかっただろうよ。平成に生きている私はどうか。福沢さんとお茶しても絶対聞けないような心の底までのぞけて、共感できちゃって。未来人の特権としか思えない。時代の最先端に産み落とされたサルが生きていくにはやっぱ過去を知っとくのだいじさね~たぶん。日本史や世界史なんかもその一端でしょう?どうせ知識だって死んだら持って行けないだろうけどさ、千円札見つめてるよりは本読んだ方がとりあえず生きている百年間くらいは楽しそうだし。
まあ、本の面白さやすごさを無理強いするつもりはないし、読まない人が総じてバカとかそういうことをいいたいんじゃないからね。ただ、ほんとにタイトルの通り、新年度だし読書はじめてみない?っていうお誘いだからね。
毎朝通勤通学のバス電車の中で30分くらい読んでみないかい?というお誘い。
大学もまだけっこう文理の壁あるし、どうしても自分は文系だから数学や理科はいらない。とか、理系だから社会はいらない。ってかんがえがちだけど、人の興味なんてそんなにきれいに5分野にわかれるものなのでしょうかね・・・
私の場合社会学部志望だけど(もとから興味分野ひろいとか言わないで。)部活では宇宙のニュースしらべたり、校内発表では相対性理論解説してみたりしてて実際それはそれでおもしろいんだよね。文理を超えた学びを一番容易に提供してくれるのってやっぱ本じゃない?これは本贔屓すぎるのでしょうか?笑
まあ、ここまで力説しても割と高確率で、なんでも興味持てることがすごい。とか、そもそも文系が理系分野に手を出そうと思ったことがすごい。みたいにあまりとりあってもらえないことが多いわけですが。少し読書してみたいなあと思ってくれた方がいれば参考までに私の思うおすすめとこれから読もうと思ってる本の紹介を最後に。
・武士道 新渡戸稲造 これはレベル高いけど必読!個人的には新渡戸稲造と関係ないけど一番最後に引用されている「どこからか分からないが、香りを近くに感じ、
旅人は、感謝の心を持つ 立ち止まって、帽子を取って 空からの祝福を受ける。」って詩読んだとき涙こぼれそうになった。それしか覚えてないから二周目よむけどね。
・三日間の幸福 三秋縋 これは読みやすい。誰もが一度はかんがえる(のかな?)命の価値。寿命を買い取ってくれる店があったらどうしましょうかね?命の価値ってやっぱ行いを改善したらあがるんだろうか。そもそも命の価値は計れない!との意見もごもっともだし。こんな深く考えなくても単純に読んで笑顔になれる。泣ける。
・古典部シリーズ 米澤穂信 第一作目の氷菓なら知ってる人多いのかな。こちらも読みやすい。素直で心の澄んでいる私は謎に振り回されっぱなしだけど、単純に登場する高校生たちの緩さ加減好きだし怖くないミステリーで臆病な私が夜に読めちゃうんでミステリー入門にはよさそう。主人公の省エネ主義に共感する人も案外おおいのでは。
・恋する日本語 小山薫堂 読んだ本の中で絵本の次に読みやすかった。日常会話で使われない綺麗な日本語ってたくさんあるよね。それを数行のショートストーリーで表現してて、キュンキュンしながら日本語の勉強までできちゃう。しかも一話30秒で読めちゃうからほんとに隙間時間有効に使えちゃうのは英単語帳ではなくこれでは?とおもうほど
・君の膵臓をたべたい 住野よる 話題になったから知ってる人多いだろうけど、一気に最後まで読み切りたいタイプのやつですね。あーはいはい。どうせ誰かが病気でそのうち死んじゃう流れでしょ?と多寡をくくって読んだらあらびっくり。焼き芋食べながら涙流しました。最後の展開に驚愕。
・天地明察 冲方丁 これはこれから読むんだけどね。分厚いから読み始めるまでのハードル高いけど、最初の方ちらっと読んだ感じすごく分かりやすくて読みやすかった。漫画もあった気がするし意外としらない日本のカレンダーを知るきっかけになるのでは?
・星の王子様 サン=テグジュペリ 聞いたことある人は多いでしょ!海外の本だから少し読みにくさ感じる人いるかもしれないけど、これは頭カチコチの学生、大人たちに無理強いしたい。読めば読むほど新しい気付きがあって、これは一家に一冊。一人一冊でも無駄じゃないっすね。星の王子様大好き!ってわけじゃなくて純粋に読んでよかったな。価値観増えたわ。って思える感じ。
・・・ちょっとまって。これ終わらんやつだよ。今度ジャンルごとに書きなおそ・・・
しかも3000文字って!これ読み切った人は自信もって本読んでほしいわ。どう考えても作家さんの書く文章の方がわかりやすいんだから。
紙じゃなくて青空文庫ってアプリ入れてふと思い立った時に開いてみるとか電子書籍でもいいから読んでみてほしいなあ
ほんと読書って私はすんごい大事なんだ!と思っているけど、なんで大事なのよ。なんで読まなきゃならんのよ。って言われたときはっきり反論できないし難しいなあ。読書に価値ありと思っていること自体が私の価値観だから、読書が無価値と思う人を否定できるわけではないし・・・これについては今度誰か誘って熱く議論したいと思いますな。
学問のすすめ
最近すこしずつ読み進めているのが福沢諭吉の『学問のすゝめ』
手に取ったきっかけは日本史の授業でレポート書くのに必要だったから。
買う前に持ってた知識は「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」みたいなやつでしょ?程度。福沢諭吉についても一万円札と慶應義塾のイメージのみ。
買ってからもしばらくは読むというより民主主義について考えるときの引用に使っていただけだから最初は文章抜き出す作業感!
ただ、気づいたらじっくり読もうとしている自分がいることに気づき、二年で日本史が終わったので次は何か月かかけて一通り読んでみようという気になったのです。
・・・やばい。おもしろい。
人々があまり政治にかかわろうとせず「おまかせ民主主義」になっちゃってるとことか明治から変わってないのかよ!なんてこった!と、明治に書かれた問題提起に胸をぐさりとやられる感じ。自分の行動を顧みて、机に向かう受験勉強だけでなく幅広い教養録をつけねばと改めて思わされた。
よっしゃ。5月中に読破目指す!いや、読み終わってまたここに思ったことまとめよう!
そのためには本読む時間つくらねばあ~。早起きとケータイいじって浪費してる時間を削るっきゃないね。
受験生になりまして。
とりあえず始業式の今日を受験生一日目ということで、これから一生懸命受験に向けて頑張っていきたいと思います。なんてテンプレみたいなことを言ってみたり。
実際はというと春休みはうちの学校では全員に課せられる「卒業レポート」なるものに集中し、春休みの合計勉強時間が10時間に満たない快挙を達成。おかげで卒業レポートの方は構想一発OKで順調に進んでいるので春休みは無意義だったわけではない。が、やるべきことを少なからず後回しにしてしまったのが失態であったのは言うまでもない。
なぜ失態か。なんといっても受験生一回目の模試が1週間後に控えてるから。二週間後だと思っていたからこれは読み違えた。しかも苦手な記述式かあ…緊張。
緊張してるとはいえなにせ春休みがぐーたらだからこのままではだらけすぎるのでは?と不安になったので担任と面談を。
ここ半年間くらい某国立大の社会学部を目指していた私ですが、まさかの某難関大学推薦入試考えてみない?との提案が。
たしかに今までいろんなイベント参加したし、特進クラス限定校外学習は一年の時からずっと係として企画してきたり、普通の高校生に比べて色々やってんなあとは思う。
ただ、一番大事な9月10月を論文作成などに割かなければならないことを考えるとめちゃめちゃリスキーだし。でも、もとの志望校を目指し続けたとしても必ず受かる保証はないからどちらの方がリスクが大きいか、はたまた小さいかというそんなレベル。
結局行った先に適応して楽しく生きていく私にはどちらの大学も目指すのに十分な理由があるなあと思う。社会学をとにかくやりたいのか、どうしても会いたい教授がいるのか。考えることがたくさんだ!
混乱したので最後にふらっと本屋へ。
収穫:大学への数学1対1対応、歎異抄、ガリア戦記、Les Misérables、銀魂。
すさまじいバラツキ。そして買う本、出会う本というのはやっぱり人との出会いと一緒で私の精神状態によるものだねえ。
しかもミゼラブルは洋書なんだなあ。外国文学とかそんなんじゃなくて、英語。
積読しちゃってるから自分で時間見つけて読み進めたいね。
楽天クリムゾンハウス見学
日時が錯誤しちゃうけれど、3/27に二子玉川の楽天クリムゾンハウスを見学してきた。
入ってすぐおもったこと。ここはホテルか・・・?めちゃめちゃ綺麗!!
食堂には一人席、四人席、立って食べれる席まで様々。おいしそうなごはんが朝昼晩無料とは!席でパソコンカタカタやっている姿はなかなかかっこよかった。
最後に会議室で説明を聞かせてもらったのだけど、割と感動したのが壁がホワイトボードだったこと。え、いつでも落書きし放題!夢か!※絵心皆無な私でございます。
はい。まあ社員さんたちはもちろん会議のメモのために使っているそうです。高校生の黒板と一緒にするなって話ですよね。すみません、、、
こうやって職場を実際に見ると、自分はどういう仕事がやりたいのかとか考えるようになるし、実際に働いている現場を見ると緊張感とかワクワクとかドキドキとかいろんな感情が刺激されてただ学校に呼んで説明聞くだけとかよりよっぽど強く記憶にのこるなあ~
呼んでおんな素晴しい機会を提供してくださった方に感謝しつつ、そのうち私が呼ぶ側になってみるのもいいかなあなんて。
受験生の実感
タイトルに受験生の実感。とかたいそうなこと書いてあるけど、実際まだ現実を受け止めきれていない。
こんなところで時間潰してないで勉強しろといわれてしまうかもしれないけれど、、、とりあえず明日から高3ということで、受験生突入の心境を。
勉強が好きですか?と聞かれたら、まあ、嫌いではない。好きだとこたえると思う。でも、本読んだり外歩き回ったりする方がもっと好きで有意義だなあと思うから、面倒だなあとは思っている。
「教養」とか「基礎知識」とかそりゃそうなんだけど、ひたすら知識を詰め込むことに費やす17歳ってなんか17歳に謝りたくなる。
一応人生というのは一回だけらしいし、いつ死ぬかはわからないとはいえ仮に80歳まで生きたとしても残りは約60年。残り人生のうちの1/60をひたすら椅子の前で知識詰め込む作業で使うのってちょっともったいないと思ってしまう。
でも、大学は行きたいから勉強しないわけにはいかない。一日三時間の勉強で東大入れちゃうようなスーパー人間でもないからまあやらなきゃいけないんだとおもう。毎日十時間くらい勉強するんだろうと思う。
このへんでとりあえず人生の1/60を受験勉強に捧げるあきらめはついた。まあやらなきゃしゃーないなと。
で、どうせやるならこの一年間楽しく有意義な受験生になろうと。(一年で済むといいのだけど、、、)
担任には受験は修行だ。大変だ。って言われたけど、つらいつらい言いながら勉強したら勉強やらされてる感MAXだし、どうせなら今までの17年間で一番楽しい年にしてやろうくらいの気持ちで臨もう。うん。
ということで、今年は「知」を高める年にしよう。こうすれば勉強やらされてるんじゃなくて自分から望んでやってる感じがして良いね。
なんか変な感じするけど、楽しむためのルールでも決めとこ。
1.毎日本を読む。一か月で二冊読みたい。
2.イベントは今まで通りたくさん参加する。出会いの輪を広げたい。
3.周りを気にしすぎない。受験モード突入ガンガンの周りの人の空気感にのまれず必要なこと、足りないことを効率的に補っていく。
4.全力。集中。切替大事。
5.寝すぎやゲームで必要以上に時間を削らない。誘惑に弱いからね。誘惑に負けないように気をしっかり持たねば。
6.焦りは禁物。心にゆとりをもつ。
7.休息日は月曜日で。図書館閉まるしイベントないし授業長い日だし毎週月曜日は本に集中したり塗り絵やったりして過ごそう。結局夜の数時間しか空いてないから休みすぎなこともないね。
ゆる~く書いちゃったから受験生をなめてるだろうと怒られちゃいそうだけど、一応普通の高校生がやる「受験勉強」をやったうえでさらにイベントに参加し、本を読み、17歳を楽しむといっているのだから壮大な宣言だよ。でも言ったからにはやるしかないということで明日からは楽しい受験生が本格スタートだよ!
信州古民家再生プロジェクト vol5
海野宿のhammockでおこなわれた信州古民家再生プロジェクトに参加。
ちなみにこのhammockさんはお食事も提供していて、カレーおいしいです!りんごのソフトクリームなんていう長野っぽいものもありましたぞ。
※売れているのはバニラらしい。
母についていったのだけど、参加者の中では私が最年少!
いい刺激になりました。
もちろんいろいろ学んだけれど、とりあえず、変人は世界を動かす
参加者総勢約25名のうちそのほとんどがなにかしらイベント企画してて、最後の方はイベント告知パーティーでしたね。
長期休暇で帰省するたびに新しい施設ができていたり、変人が集まってきていたり、、、
昔は時が止まったように何も起こらないただの田舎だと思っていたけれど、なんだか最近おもしろいことがたくさん起こっちゃいそうな、ワクワクの止まらない田舎になってきた気がする。
これは目が離せない。誰かに期待してるだけではつまらない!夏休みには私も何か一発やってみようか!と変人。いや、変態への一線を越えた受験生でした。
結局イベントの内容何も書いてないけどまあいいか。
なんとだらだらな初投稿か、、、初がこんなんだからきっと二回目以降もこんなかんじでゆる~くやっていくのでしょうな。