先輩面してきた。

今回は間違いない。長文だよ絶対長くなる。

長くなるから今日のまとめとうすしおの過去編で一回切ろう。今編は別で書くね。

 

今日は特進コースの新一年生に三年生の先輩たる私たちが先輩面して自慢しに行ってきたんです。自慢とは口ばかり、アドバイスにもならないほどただの雑談となってしまった気もするけどね。

部活と勉強の両立とかね、朝学習大事ですよーとかね、校外学習は参加しなね~とかね。などなどありきたりなテンプレのような回答をした後、笑顔で、「まあいろいろ言ったけど一年のうちは危機感感じるくらい遊べばいいと思う。」などと適当かましてみたり。定期テストのための勉強はあんま意味ないから言い訳できるくらいの点数取れるくらいに勉強して残りは受験勉強やっときなとか学校に喧嘩うる友達がいたり・・・。まあ、やりたい放題。笑

一年生に話せよ~といわれていた内容は5ミリくらいしか話していないので代わりにここに自分なりの振り返りでも書いてみようかなあ。

 

うちの学校の特進というのはキャリアデザイン的なのに力入れてるいろいろと自由度の高いコースでして、うちの代は2クラス、1年と2年は3クラスあるんですね。

人数が少ないゆえに生徒が企画して行う校外学習があったり、いろんな分野の大人たちや先生をよんでセミナーやったり、HRの時間にはスピーチやワークショップ、ポスターセッションやったりとまあ面白いこといろいろやらせてくれるおせっかいで大変なコースなんです。

私のクラスは担任が特進の主任やってて一番「そういう」活動が盛んなクラスなんです。運がいいのか悪いのか・・・。そんなクラスで私は2年間校外学習係として何個か企画したり、いろんなイベント出たりたくさん議論して成長したなあ~(しみじみ。)

 

そこで、どんな成長があったのかと、授業や授業外に何やってたかをご紹介。

 

まずどんな成長があったか。ざっと挙げていくとこんな感じ。

コミュニケーション力、書く力、物事を批判的に見る力(クリティカル・シンキング)、スピーチやプレゼン能力、独創性、企画力、議論する力、物事をつなげて考える力、興味の幅の広がり、(頭の)柔軟性、論理的思考、英語力、、、

こんな感じかな。

 

ここでどうやって力が見についたかを見る前に、私の過去の過去を振り返ってみましょうか。自分でいうのもなんですがけっこうヤバいガキンチョですよ。間違いない。

いや~人ってこんなにも変わるんですな・・・。

 

~過去編~

まず、人見知り。初対面の人と話すなんて論外。近所の子と遊ぶのも苦手で「協調」とか「社会性」みたいなところが欠けてる感じ。幼稚園にいけば園長先生が嫌すぎて裸足で砂利道走って幼稚園から脱走するわ、ピアノの後ろに隠れたきりいつまでたっても出てこなわ・・・。小学生になるといい具合に言葉が話せちゃうわけですね。2年生くらいから先生に突っかかっていきます。人見知りの割に。でもしょせん人見知りで恥ずかしがり屋で人とあまり話さなかったので話す力とか欠如してるわけですよ。そこに降りかかる試練「朝のスピーチ」毎回夜念入りに台本を練っていた私でしたが、ある日日直の日を忘れる大失態。家を出てから気づいちゃったんですよね。家に逃げ帰って大泣き。たかがスピーチ原稿できてないだけで。気が強くて「和解」とかいう言葉を知らない小学生の私は上級生男子でもうられた喧嘩買っちゃいました。「ハナシアイ」なんて私の辞書になかったんでしょうね。人と仲良くするのは苦手だし、うるさいのも苦手だし(これは今も変わらないけれど)、そもそも人とかかわりをもつことが面倒でしょうがなかった。

小学校って孤独には厳しい環境ですよね。漫画みたいだけど結局逃げ場は図書館になるわけです。休み時間のたびに走って図書館行ってひたすら本を読む。シートン動物記とかファーブル昆虫記とかマジックツリーハウスみたいなシリーズものを次々読破。休み時間も放課後も本と向き合う。なんたる暇人の極みか。そりゃなんにでも手出しますわね笑

小学生の頃の私は、今の私が鼻で笑われるくらいほんとにひたすら読んでた気がする。活字中毒だったろうな。なにか読んでないと気が済まない。なにも読まない日があってはならなくて、図書館休館日は国語の教科書をひたすら読み漁る。こうして小学校4年まですごした。5年生の一年間は吹奏楽やってたから忙しすぎていきなり読書量落ちた。というか小5以降しばらく本を読まなくなる。

吹奏楽はもともと友達に誘われて入ったわけだけど、今思えばよく続いたもんだと思うほどハード。一応人並みの忍耐力が当時はあったんだろう。(今は・・・お察し。)

相変わらず人間関係はそんなにうまくいかない。そして小6で父の転勤について中国へ渡り新生活へ。という感じだった。ちなみにあれほど人が嫌いでたいして上手にコミュニケーション取れなかった割に中国いくといわれたとき泣いて親を恨んだ。なんたって人見知りが一人も知ってる人のいないとこ行くなんてそりゃどんな拷問かって話だし、なんだかんだそれまで「故郷」を離れたことは一度もなかったわけですからね。

中国へ行ってどうだったか。まあ環境もあって多少は丸くなった。ちなみに現地校ではなく日本人学校。でも相変わらず話すのとか人前に出るのは得意じゃなかった。時々激しく喧嘩するし・・・。協調とか我慢とか他者へのおもいやりとか教えてあげたい・・・。その後少人数アットホームな学校のおかげで次第に慣れてはいきますが。ほかにも大人の人に交じってトランペット吹いたり部長や生徒会副会長をやるようになったからだいぶ人間力が形成されていったのが中2。

 

そして、とりあえず中2まで生きて私に足りなかったものは明らか。コミュ力、頭の柔軟さ、書く話すを含める表現力などなど。「人は社会性を持つ動物である」なんていうけれど、飼い猫のほうがよっぽど私より社会性あるんじゃないかって疑問でならなかったもの。

 

中3で帰国。クラスに溶け込むきっかけは、天が唯一私に備えつけといてくれてたとも思える運動能力。体力テストの50m走で転校生がいきなり7秒台叩き出したらそりゃ驚くよね。意外にもこれが転機?このころから「人間」になれてた気がする。

受験は公立と私立2校を受けて、公立は落ちた。これは絶対勉強不足。日本人学校の先輩は受験期日本に行ってしまうし、私が日本へ帰ったのは中3.しかも私は姉で近い年の親戚などもいないのでそもそも受験がどういうものかまったくわからない。どうしていいかわからず塾に言われる通りかそれ以下しかやらず、結局滑り止めの今の高校へ進学。

高校へ入るころにはそれなりに人と話すくらいはできるようになっていたし、われながら相当暖かい人間になってきたなあと実感したものです。でもまだ頭わっるい。理解力ないし表現力ないし、頭ではいろいろ考えてんだけど言語化できない。難しいこと議論されると翻訳こんにゃくほしくなるし、みんなはすごいなあ~と指くわえて見つめるのが最初は精一杯でしたのさ。

 

過去編はこんなところで。伝えきれたか怪しいけれど、とにかくスタート地点ズンドコです。スタート困難だからそりゃ成長はめまぐるしいよね。ほんとに。

 

大雨なので休校に賭けて「今編」書いちゃおうかな・・・。でも明日学校あるとまずいし、明日のネタがなくなるんでやっぱ温存。

明日あらためてなんてかけるのでしょうか。